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あっついでーす。

What's this?

これをなんぞのテレビで、子供が「あっついでーす」と関西弁風に言っていたのだけど、何の番組だったか。ドラマ化何かだったような記憶だが。

昨日は気まぐれに映画館なんぞ二足を運んでみたのである。二足歩行ゆえに、二足である。

http://class.eiga.com/

やたらと長いタイトル。noriaky氏なら確実に「以下略」とされるであろう、そのタイトルは、

「パリ20区、僕たちのクラス」

なにしろカンヌ映画祭パルムドール。つってもなんだ、2008年だから、なに一昨年?

道理で人気も少ない。パルムドールッつゃあ最高賞。最高賞って事は何にせよ一番。審査委員長はかの暴力役者のショーンペン。悪い映画のわけがない、っていうんで見に行ってきたという次第。

しかし、こういう映画を人に伝えるのは少々照れるんである。何しろタイトルがタイトル。我が口をついて

「パリ20区・・・」

などと出始めると、もう口元がムズムズしていけない。おまけに長い。なんだか自分を高尚な人間に仕立て上げるために、身の丈に合わない文化度の高そうな発言をする輩に自分が重なってしまい、自分が自分じゃないようだ。だから早く言い終えたくて、モゴモゴして相手にはむしろ伝わらなかったりしてしまう。もう少し考えたらどうだ、配給元。

まあそれはいいか。観てしまったのだし。館内はエアコンが効いているのかいないのか、気温は低いくせに湿度が高い。

映画は、そうさな。まあ、うん。どうだ、ええ?なんだな、最初に始まるなり、湿度のせいかナルコレプシーのフォッサマグナに襲われて気を失ってしまったのが遺憾であるが、しかし、意識が戻ってからはちゃんと観た。

映画は、ある年度の始まりと終わりの間、ひとクラスの子供たちと、その学校の先生たちだけをとらえ続ける。思春期独特の心の不安定さに加えて、背景には経済やら、宗教やら、植民地問題やらが、根深く腰を下ろしているのが垣間見える。貧しい国々からやってきた、様々な民族の子供たちが、民族的、文化的脈絡の異なる場所で、さらに相容れないような民族、文化と共存していくことは可能なのだろうか。教える側の先生たちも、完璧じゃない。怒るし、ごまかすし、子供らとまともに衝突する。

そこには大げさな起承転結も、ドラマチックな(ハリウッド的な)大団円も何もない。眠くなるのもやんぬる哉。しかしあたかもドキュメンタリーとも見紛う子供らの表情や言葉、それらが演技だというのだから驚いてしまう。(だれだね?特筆すべきはそれしかない、とかいうのは。)というより、それぞれの生徒の背景に合わせたシナリオだったんだろう、おそらく。異民族が混じり合う欧州の都市では、いずこもこんな風景が繰り広げられているのかもしれない。もう数十年したら、世界中でこの映画みたいに、ひとクラスにいくつもの民族が混じり合うなんて、そんな事態が起こるだろうか。

ともあれ、こういう映画がちゃんとできる、そして大いに(たぶん少々過大に)評価される、そういう世の中にとりあえずホッとするのである。ペンちゃん真面目だね。
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コメント

Secret

パ(以下略)

恥ずかしいならパリぼくでいいだろう。パリぼ、とかな。
ショーンペンは実物があんな即席暴力なのに、つくる映画はとても静かでフォッサマグナだからなあ。いつもショーンペンの映画は一本たりともぜんぶ見通せたことがない。

ドキュメンタリー調の子役のう。
たしかイランだったかの映画で、村の子どもを主役にしたけど演技できねえもんだから、泣くシーンはほんとにひどいやり方で脅して泣かせて撮ったという鬼畜な内幕があったっけな。名匠と賞賛されてたなその児童虐待なカントク。

No title

ドキュメンタリーだと思わせるタッチね~~。。。
まじりっけ無しの心で向き合って観ないといけませんね。
考えさせられるところが多そうなので。

ホント暑いので、私も映画館に足を運んでみようかな。

No title

noriaky殿

>パリぼく

いやいや、こういう無闇に気取ったタイトルをつけるその無神経さを疑うのである。それは省略すれば片が付くような問題ではないのである。少なくともこの映画の英語タイトル、あるいは原題やもしれぬが──

The Class

暮らす、であるな。この単刀直入なタイトル。こういうタイトルだとむしろ映画が生えると思うのだがニョキニョキ。

クラス。

ショーンペン、略してショーペン@略さなくともよいが撮った映画てのは、何があったかの?

No title

きゃターン殿

その混じりっけ無しを邪魔してくれるのが、こんなタイトルなんですなぁ。

映画館は涼しくて(湿気はともあれ)よく寝られますグゥグゥ。入れ替え制だから無慈悲に起こされておんだされますが。

No title

> 暮らす

映画は生えるが客は入らんだろうな。

洋画の邦題は、「愛となんちゃらのこんちゃら」みたいに変なのにすると法律で決まってるんである。

> ショーンペン

フォッサマグナのため覚えてないな。えーと鬱々した辛気くさい話ばかりだぞ。

No title

noriaky氏

昔映画のタイトルについて考察したことがあるが、まあタイトルだけで気分の盛り上がるところもあるからのぅ。しかし、そんな子供じみたタイトルは、むしろ観客としてバカにされているという自覚が必要である。ええええ、どうせあたしゃーバカですよ、馬鹿。

>鬱々した辛気くさい話ばか

おお、ここにも「ばか」が。相変わらず一刀両断だな。

しかしネガくらいのかね?ネガ?ペンちゃん。ポジに明るくとは行かぬのだな。いわゆる「芸術家肌」なんてヤツなのか。高校時代にツツミてやつが板が、板?彼奴に似ているなんて、言っていたものだが、エライ違いだのぅ。ちなみに某建設会社のTMT氏にも似ているのである。

No title

とか言っていたら、ペンちゃん離婚か。

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20100805-662183.html
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