スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鈍い

じゃなくて呪い。

にしても、暇である。こんなに仕事が暇でよいものか。足などは体臭をぷんぷんさせながら、

「今日はまだ仕事ありますか?」

と、まだ夕方五時も回らぬうちに言う。

「ん?なんだ早く帰りたいのか」

「ええ、いいっすか?」

ああ、帰れ帰れ、どうせ暇なんだ、帰れこのヤロー。臭いし帰れ。

というわけで、とっとと帰宅。残されてワタクシ、放屁をしても一人。

ところで、呪い。昨日もツイッターで少しツイートしたけど、海の向こう香港では、

「ジャッキー・チェンの呪い」(“Jackie Chan curse”)なるものがあるのだそうで。

The-Karate-Kid-2010.jpg
※ちなみに本文とは関係ありません。

何かというと、ジャッキー・チェンが宣伝をした会社、学校、商品は、ことごとく倒産、破産、尻すぼみ、といったような憂き目にあっているという。随分非道い話もあったもので。

noriaky氏はジャッキーがもう旬を過ぎたタレントだから、そんなタレントを使う会社はこけて当然、と言う。

冷酷なヤツだ。

しかし思うに、そういう事例が続くと言うことは、広告を引き受けたご本人の、仕事としての選択基準というのは疑われそうなお話しではある。何でも引き受けるから、そういう結果を招くのではないか。したがって、

「ジャッキー・チェンの広告は信じてはいけない」

とまあ、教訓としてはこっちの側になるようで。

もっとも信ずるに足る広告なんてほぼ皆無、でしょうがな。

ところで呪いといえば前回のエントリーでお話しした、例の落ち武者の話。一部から熱烈な希望があがりえ?してない?いいんですそれはそれで──ともあれ、そのご夫婦、ご家族、もちろんその後平穏無事に過ごされているに違いない──と、たまたま元同僚たちと会った折、消息を訪ねてみたところ、

「いやーあれねー、またでタンスよ」

タンス?──というわけで当方の好奇心は掻き立てられる。

「お祓いしたのに?」

「遭難す、いやそうなんす。今度は浴室に」

「え?それって竣工写真で石の中に例の影が映ってた所じゃない?」

「遭難す、いやそうなんす。でも出たのは違うんスよ。ご主人がお風呂に入っていたら目の前に手をつないだ親子の姿がぼわーんと出て、そのままご主人卒倒しちゃったっていうんすよ」

「そりゃ大変だ」

「それで、元々ご主人心臓が悪かったって言うんで、今入院してるらしいですよ」

──というような具合。

しかし、ワタクシの記憶は残念なことにここで完全に霞の中に消失してしまう。その後どうなったのか、果たして浴室の呪いは解けたのか解けなかったのか。ご主人の運命やいかに。

しかも、この話を元同僚の誰が語ってくれたのか、それがここに来て曖昧になってきた。実は話の出所と記憶を少しでも整理しようとして、確かに私に教えてくれたはずの元同僚に電話で確かめてみたのである。

「えー、そんな話してないですよ。誰か他の人じゃないですか?」

いやいやそんな事はない、私の記憶はすべて貴殿を指し示している。

「いやー、絶対違いますよ。だってそんな記憶ないですから。担当でもなかったし、それに上の話し方は僕じゃないッスよ」

と、断乎否定。うむう。そこまで否定されるとこちらの記憶が怪しいような気もしてくる。何しろ言ったはずの当人が否定するのだから。しかし、そこまで想像、捏造してしまうほどワタクシも心霊ネタが好きなわけじゃない。

ミステリー。

──というより、こちらはまったく、人の記憶は当てにならないという教訓のようで。

残暑お見舞い申し上げます。

ca782e.jpg


暑い暑いといいながら八月も残すところあと十日。秋は着実に一歩一歩やってくる──というよりも既に暦の上では秋である。虫たちは暦に忠実に鳴き始め、あるいは先人たちは、そういう体感的な事柄を暦の根拠にしたんじゃないかと、こちらは何の根拠もなく思い、巡らしたり。

てなこと言ってみたものの、昼間はまだまだ暑い。「そっちの体感で言うなら夏じゃねぇか」、と不満の声も沸々と湧いてくる、自分自身から。先人たちの嘘つきめ。というわけで、そんな暑さに暑気払いのお話しなど。なるかしらん?

建築業界では、時々階段めいたお話しを聞くことがあります。

「階段の話なんて建築業界ならアタリめぇだろ」

そっちの階段じゃなくて、怖い話の「怪談」。一件家を建てれば、そこに様々な過去や歴史が生まれるし、仮に出来たばかりだとしても、家を建てた土地には思いも寄らぬ因縁があったりするもの。

手持ちのネタも沢山あるとは言えぬが、以前勤めていた会社でのお話し。ワタクシがその会社に入社するのと相前後した時期の出来事。もちろん伝聞であるが、出来事の直後だっただけに話はかなり生々しい。

──舞台となったのは、結構なお金持ちの家。名古屋市内で会社を経営する社長の家を建て替えるという工事だった。趣味のほどはさておいて、もちろんいわゆる「豪邸」。吹抜の広々とした玄関には白い大理石が敷き詰められ、それはそのまま巨大なリビングルームへとつながってゆく、なんてな具合。

ところがそれが完成も間近になる頃合いに、あちこちでトラブルが生じる。詳細は失念してしまったが、妙なところから物が落ちてくるとか、それで怪我をするとか、まあそういった類の話だったと記憶する。施主も現場監督も、設計者も、なんでこうトラブルが続くのかといぶかしがっていたところ、とうとう不審火が出てしまった。

こりゃ縁起も悪い。もとより、お施主さんは金持ちによくあるとおり、易占の類を殊の外大事にしていた。そういうわけで、「蛇の道はベビー」バブー、じゃなく「蛇の道は蛇」、いわゆるそちらの筋の専門の「やんごとなきお方」を呼んできて、祈祷を上げてもらうことになったとか。

さてその当日、そのやんごとなき方がやってきて、様々な怪現象の原因を突き止めた。原因は、

「落ち武者たちの霊」

なんだとか。ひょえー(@_@;)

「じゃあ、これらの霊を封じ込めましょう」

やんごとなきお方、嘘か誠か、コップに聖水を入れ、皆の見守るテーブルの上に置く。

「今日は曇っていてダメですね。太陽を出しましょう」

言うが早いか、空を覆う雲が割れそこから陽光が漏れてくるではないか。それに驚くまもなく、

えい!

と野太いかけ声がかけられ、コップにかざした、やんごとなき方の掌が握りしめられる。するとコップに入れられた水は瞬時に白濁する。一同眼をぱちくり。(@_@;)

「いま、ここに閉じ込めましたんでもう大丈夫です」

一同、大感激。何でも、敷地の近辺は元々古戦場だったところらしく、いまだ浮かばれない戦国時代の落ち武者たちの霊がうろついているという。それが、他の普通のみすぼらしい家ではいかにも頼りにならぬところ、いやいやこの豪奢な家の御仁ならば我らの供養もしてくれよう、という具合に取り憑いて様々なメッセージを怪現象として送ってきたのだとか。

そういわれて、そのお施主さん、和室に小さな祠を一つ設けて、成仏できない魂たちを慰めたのだそうな。

このお話、当時勤めていた事務所の所長と現場で木工事を担当していた大工さんの二人から聞いたお話し。

「ワシは、もともと堂宮やっとったから、ワシの和室だけは焼けなんだのぅ、ハァ?(・∀・)」

とは、大工さんの弁。祠を納めるその日に聞いたお話。

こんな話を聞いて、当時の下衆な、いや好奇心旺盛な所員は(つまりワタクシでありますな)、竣工写真に何か写ってるんじゃないか、なんて探し始めた。そうすると、出ました。お風呂の御影石にそれらしい顔が映っているではないか。ひょえー( ̄□ ̄;)

──とか言いながら、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」。怖い怖いと思っていると、なんでもそう見えてくるもの。それをその手の写真と見なすかどうかは、これまたその筋の人にお任せしておこう。

小さな祠を納めた後、諸々の怪現象は無事納まったとのこと。万事めでたしめでたしとなったのであった。

──と思いきや、この話にはまだ続きがあった。

長くなるのでこれぐらいで。

夏もあとわずか。皆様、お体ご自愛ください。

あっついでーす。

What's this?

これをなんぞのテレビで、子供が「あっついでーす」と関西弁風に言っていたのだけど、何の番組だったか。ドラマ化何かだったような記憶だが。

昨日は気まぐれに映画館なんぞ二足を運んでみたのである。二足歩行ゆえに、二足である。

http://class.eiga.com/

やたらと長いタイトル。noriaky氏なら確実に「以下略」とされるであろう、そのタイトルは、

「パリ20区、僕たちのクラス」

なにしろカンヌ映画祭パルムドール。つってもなんだ、2008年だから、なに一昨年?

道理で人気も少ない。パルムドールッつゃあ最高賞。最高賞って事は何にせよ一番。審査委員長はかの暴力役者のショーンペン。悪い映画のわけがない、っていうんで見に行ってきたという次第。

しかし、こういう映画を人に伝えるのは少々照れるんである。何しろタイトルがタイトル。我が口をついて

「パリ20区・・・」

などと出始めると、もう口元がムズムズしていけない。おまけに長い。なんだか自分を高尚な人間に仕立て上げるために、身の丈に合わない文化度の高そうな発言をする輩に自分が重なってしまい、自分が自分じゃないようだ。だから早く言い終えたくて、モゴモゴして相手にはむしろ伝わらなかったりしてしまう。もう少し考えたらどうだ、配給元。

まあそれはいいか。観てしまったのだし。館内はエアコンが効いているのかいないのか、気温は低いくせに湿度が高い。

映画は、そうさな。まあ、うん。どうだ、ええ?なんだな、最初に始まるなり、湿度のせいかナルコレプシーのフォッサマグナに襲われて気を失ってしまったのが遺憾であるが、しかし、意識が戻ってからはちゃんと観た。

映画は、ある年度の始まりと終わりの間、ひとクラスの子供たちと、その学校の先生たちだけをとらえ続ける。思春期独特の心の不安定さに加えて、背景には経済やら、宗教やら、植民地問題やらが、根深く腰を下ろしているのが垣間見える。貧しい国々からやってきた、様々な民族の子供たちが、民族的、文化的脈絡の異なる場所で、さらに相容れないような民族、文化と共存していくことは可能なのだろうか。教える側の先生たちも、完璧じゃない。怒るし、ごまかすし、子供らとまともに衝突する。

そこには大げさな起承転結も、ドラマチックな(ハリウッド的な)大団円も何もない。眠くなるのもやんぬる哉。しかしあたかもドキュメンタリーとも見紛う子供らの表情や言葉、それらが演技だというのだから驚いてしまう。(だれだね?特筆すべきはそれしかない、とかいうのは。)というより、それぞれの生徒の背景に合わせたシナリオだったんだろう、おそらく。異民族が混じり合う欧州の都市では、いずこもこんな風景が繰り広げられているのかもしれない。もう数十年したら、世界中でこの映画みたいに、ひとクラスにいくつもの民族が混じり合うなんて、そんな事態が起こるだろうか。

ともあれ、こういう映画がちゃんとできる、そして大いに(たぶん少々過大に)評価される、そういう世の中にとりあえずホッとするのである。ペンちゃん真面目だね。

ジンバブエ

ワールドカップも終わりましたな。え?話が古すぎる?ほほほ。左様でありますな。年寄りには時代が早すぎるのである。まあしかしなんですな、岡ちゃんゴメンだのなんだので、協会も面目が立ったってわけで、なんですか?岡ちゃんは協会内で出世せられたようですな。まあ何よりの話で。どこぞで畑仕事するっつぅ話はどうなったのか。しかし、個人的に疑問に思うに、あの人は目標をベストフォーに置いていたのではなかったのですかな?それが果たせなかった、という事については「説明責任」はないのかああ、ないんですか。ならいいです。

そんなワールドカップの開催時期に、アフリカの大地を料理人付で旅行してきた符号さんがおられます。符号って言うぐらいだから、単なる記号なんですな。でもってその脇で料理人が料理をつくる。符号だから食べることさえ能わない。符号さんいたく不機嫌──というわけで。

そんな符号さんはワールドカップに目もくれず、キリンだの造田の誰?象だのヌーだのといった野生動物と間近にたわぶれて来られたそうで。符号だから動物に近づくと、動物Aとか動物#とかこんな風になるのでありますな。

で、アフリカを旅した符号さんが帰国して見せてくれたのがこんなもの。ジンバブエドル札、だそうです。

IMG_0734.jpg


なんと言うことのないお札──かと思いきや。このゼロの数に瞠目してしまう。500億ドル札。下に至っては、100兆ドル札。いったいいくらなんだ、100兆ドル。

IMG_0735.jpg


実はジンバブエというと、その異常なインフレで有名なんだそうですな。ネットで軽く検索するだけでも引っかかってきます。なんでもこれらのお札も2009年4月12日までは使われていたのだとか。その前年、2008年のインフレ率が355,000%だというのだから驚くばかり。1円だった品物がたった一年で3550円になるという勘定ですかな。

それにしてもこんなお札が出回る世の中というのは、間違いなく経済的に破綻しているはずで、それでなお、何故こんなお札をつくっていたのか、その当事者たちの胸中を聞いてみたい。どんな気分だったのか。

このお札、観光客たちがおもしろがってこぞって買っていくのだとか。

日本も、今でこそデフレだ、もっと市中に金を流せだの、何だのと言ってますが(にもかかわらずその金は市井の民の手元まで届かない)、まかり間違えばこうなる可能性もなくはない──のだそうで。

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

微妙にシンデレラ

新幹線に乗り込み自分の指定席の番号を確認しつつ通路を歩いてゆくと、ワタクシの目尻に何気なく入ってきたのは、曰くなさげな男女二名。一方はやや禿かかった50代鋼板かちんかちん後半あるいは六十路の坂も越えたかというオイちゃんで、もう一方はその女房といった風情の、かなりぽってりとした女性。ちょうどワタクシの座席の前二つを占領しているのでありました。

さて、その様子が見るともなく見えてしまうのですが、新幹線も出発間際になってオイちゃんは女性に500円玉を握らせます。ちょうどワタクシが上着を脱いで座ろうかという所、

なんだビールでも買いに行かせるのか

──と思って、こちらは空腹を満たすために買い込んだサンドイッチを手にし、はやる心を抑えつつ順番に包装を解いてゆく──と、戻ってきたのは太った女房。買ってきたのはビールじゃなくてコーラであります。しかも実は、女房と呼ぶにはかなり若い。そしてかなりふくよかでカツ不美人。

ほほぉ娘さんか。

──と思ってこちらは空腹を満たすために、はやる心で包装を解いたサンドイッチを、高まる気持ちを抑えつつ少しずつほおばって──ぼちぼち新幹線も出る頃合い──と思った辺り。

じゃあ、支店長。今日は本当にごちそうさまでした。

ぬ?

支店長?

──ということは、この前の座席の二人は親子でも何でもなく、部下と上司?

ほほぉ、オイちゃん存外隅に置けぬなぁ。しかも女性はかなりぽってりとしてカツ不美人。

女性は、見送りに来たのでありますな。そうして新幹線を降りてホームに出ると、それはまるで別れを惜しむ恋人のように、携帯電話を取りだして写真を撮ったり──するだけでなく、電話で会話まで始めるのであります。上司の声が聞くともなく耳に入ります。

さっき、ジュースを2本買ってくるのに350円渡したのに、どうしておつりが250円なの?

ほお。女性は遠慮してなにやらおつりを余分に渡したのですか。

その女性。出発間際までホームから上司を見つめております。上司がどういう顔をしているかは、こちらからは察することはできません。

──いよいよ発射となってそのピストン運動が激しさを増してくると女のあえぎ声にも抑制がなくなり──ではなく、新幹線が動き始めると、その女性は上司の姿を追いかけてホームを小走りに走ってくるじゃないですか。ドスドスドス。もちろん、その姿は瞬く間に後方に消えてゆくのでありますが。

ほぅ。この二人、まったく間柄が分からぬが、ここまで親密にする以上何かそこには深い感情の交流があるのだろうな。

と想像させてあまりある。しかしにもかかわらず、女性の礼儀正しさ。そしてぽってりとした体型カツ不美人。その間には何もあるまいが、嬉しいんだか嬉しくないんだか、上司もまんざらでもない様子。

ぽってりさんの恋心なのか、不倫の前兆なのかよくわからぬが、見ていてもちっとも羨ましくもなく、色気もなく、背徳さえ感じない、曰くなさげなその二人。何故だか分からぬが、好感を催した次第。
プロフィール

respirateur

Author:respirateur
グゥ。。。

熊時計
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
twitter
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。